今日から7月。2020年も後半戦を迎えます。そして実は今日は、私の会社の第2年目の始まりの日です。気合いを入れ直した1日となりました。
今日はなんとなく理解していた気になっていたサーバーについて勉強したのでまとめていきたいと思います。
サーバーってITに関わってるとよく聞く言葉ですよね。でも実際にサーバーって何か?って聞かれると答えれますか?
私は情報をためておく保管場所だと思っていました・・・。
でも違いました。
ではまずサーバーの定義についてですが、サーバーという言葉はサービスから来ていて、サービスを提供することを言います。
ちなみに、ファミレスとかであるドリンクサーバーも同じでドリンクというサービスを提供しているから!
このサーバーは以前お話ししたTCP/IPプロトコルのアプリケーション層のお話です。
サーバーを使用する例について
そんなサービスを提供するサーバーですが、様々な場面で使われます。
いくつかサーバーが使われている例をあげていきたいと思います。(もちろん下に書いた以外にもあります。)
Webサーバー
Webの表示を行うサーバーです。
有名なソフトウェアでいうとAPACHE(アパッチ)などがあります。
メールサーバー
メールのやり取りを行うためのサーバーです。
このサーバーのおかげで私たちはメールのやり取りができます。
FTPサーバー
FTPとはFile Transfer Protocolの略で、ファイルをやり取りするためのサーバーです。
HTMLやアプリのコードなどをこのサーバーを使ってあげることで、クライアントにアプリ等のファイルを提供することができます。
DBサーバー
顧客データなどのデータを提供するためのサーバーです。
Oracleというソフトウェアが有名です。無料のソフトウェアでいうとMySQLやPostqresがあります。
ちなみに弊社で提供しているアプリのデータベースはMySQLで管理しています。
サーバーの種類:物理サーバーと仮想サーバー
ではそんないろんな場面で使われているサーバーですが、実際のサーバーの種類について見ていきたいと思います。
サーバーには物理サーバーと仮想サーバーがあります。
物理サーバーとはハードウェアの中にある実体のあるサーバーのことを言い、
仮想サーバーは実際には見えない仮想上のサーバーのことを言います。
1つの物理サーバーをいくつにも分割してユーザに提供することでユーザから見るとあたかも1つのサーバーを使っているかのように見せたり、
いくつかの物理サーバーを束ねることで1つのサーバーを使っているかのようにみせるように見せるのがこの仮想サーバーです。
ではそんな物理サーバーと仮想サーバーですが、社内でサーバを導入する場合の選択肢として大きく分けて3つの使い分けが存在します。
用途によって使い分けを行なっていますがその使い分けは共有サーバー、専用サーバー、VPSの3つあります。
共有サーバー
物理サーバーのみを使用しているのが、共有サーバーです。
使いかたは簡単ですが、サーバーを統合したり分割したりすることができないので自由度は低く、あまり複雑な作業を行う場合には使用できません。
専用サーバー
また、自社で物理サーバーを作ってしまうのが専用サーバーと言います。
サーバーを全て自社で構築します。これは非常にお金がかかるため、使用しているのは大企業とかです。
VPS
共有サーバーと専用サーバーをいいとこ取りした仮想サーバーをVPSサーバーといいます。
専用サーバーのようにお金がかかることがなく、物理サーバーのなかのサーバーを統合したり分割したりすることであたかも1つのサーバーとして仮想に構築できます。
このとき、仮想的にくっつけてみせるための土台になっているものがVMと言います。
VMの下はいじることができないようになっています。
VPSを使うメリット
上にも書いたように、VPSは専用サーバーのように好きなように使える共有サーバーと専用サーバーのいいとこどりのサーバーなのです。
守られている上に、自由にいじることもできちゃいます。
このVPSのおかげでさまざまなプログラムを作ることができるんですね。
以上、私なりのサーバーのまとめでした。
この記事を含めネットワーク関連の勉強はこの本を使用しています。図や絵を使って説明されているため、初めてネットワークを勉強する人にとってもとてもわかりやすいですよ♪