情報の送り合いの安全性を高めるVPNの役割とは??

今日はVPNについて勉強をしました。

まず、VPNの概略について。VPN (Virtual Private Network)とはあるNetworkの中に、別のプライベートなネットワークそ仮想的に作り出す技術のことを言います

VPNによってインターネットなどに接続している利用者の間に仮想的なトンネルを構築し、各ユーザーはあたかもそこに自分専用のネットワークがあるかのように通信を行うことができるのです。

さて、もし、このVPNがなかったらどうなるでしょう?

この間、ルーターについてまとめましたが、情報を送る際には、様々なルーターを経由しながら目的地へと送ります。

しかし、実はこのルーターは情報を見放題なんです!!

http://scene-evo.com/story/sturdy/router/

ルーター自体がもし悪者だったらどうなるでしょう?

インターネットは、世界中のコンピューターとつながった大変便利なネットワークです。

そうです。

盗聴(通信の内容を他人が盗み読むこと)や、
改ざん(通信の内容を他人が書き換えること)、
なりすまし(偽者が通信相手になり代わること)等が起こってしまう場合があるのです。

これは、ビジネスなどで大切なデータをやりとりする環境としては、安全とはいえませんよね。

そのような事態を防ぐためにVPNはあるのです。

このVPNには実は3つあります。

1、インターネットを利用したVPN
2、内域網を利用したVPN
3、自社の専用線を用いたVPN

です。

1→3に行くほど、構築にも時間がかかるためお金がかかります。

人がある地点からある地点へと向かう場合にたとえますと、

1はJR、私鉄、京阪、、、などなど乗り換えながらなんでもOK!
2は阪急のみを契約して利用する
3は専用車を手配

こんな感じのイメージです。

では、詳細について一つづつ見ていきたいと思います。

1、インターネットを利用したVPN

これはオープンなVPNで、誰でも使用することができます。

ここでは、暗号化を行うことで、ルーターさんに情報を見られることを防いでいます。

2、内域網を利用したVPN

これは、ある専用の1社を利用することで送ります。

内域網を管理している会社には、

大手3社(NTT・KDDI・Soft Bank)と電力会社(関西電力等)が存在します。

これらと契約することで暗号化をせずに、情報を送ることができます。

暗号化をしない代わりにスピートは早いのです。

その内域網に入ることが許されるのは、契約を行なった方のみとなります。

3、自社の専用線を用いたVPN

これは、もう自分専用のVPNを引くのです。

大きな大学だったらキャンパス間のやりとりを行う場合なども多いですので、

構築されていることがあります。

この記事を含めネットワーク関連の勉強はこの本を使用しています。図や絵を使って説明されているため、初めてネットワークを勉強する人にとってもとてもわかりやすいですよ♪

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