アプリ開発から学んだプロジェクト管理の立ち上げ方の大切さについて

会社や、組織の中では様々なプロジェクトが遂行されていると思います。

私自身もいくつかの事業を行なっていますが、今回このプロジェクトについて学んだ理由は、アプリ開発を行なっている中で、リリースの予定期日から遅れていくことが多いからです。

これは、うまくプロジェクトとして動いていないからだと顧問にも言われ、今回どう言う風に開発者と進めるべきかを学びました。

では前置きが長くなりましたが、この記事ではそんなどんな会社にもあるプロジェクトの立ち上げ方についてまとめていきたいと思います。

まず、プロジェクトとはなんでしょうか?身近なプロジェクトについて考えてみましょう。

身近なプロジェクトとは?

たとえば、高校のクラスで同窓会をするとしましょう。

本番までに何をするべきでしょう?出欠をどうとる?当日行う内容は?場所は?時間は?

などなどたくさんありますよね。

始まりと終わりがあり、未経験の要素があることをプロジェクトと言います。また、ルーチンワークは含みません。

弊社では、いくつかの事業を行なっていますが、事業単位ごとに、様々なプロジェクトがあります。

アプリでいうと、来月に向けてのアップデートであったり、課金ユーザー数を1000にまで増やすための施策、であったりです。

しかし、プロジェクトを決めても、作業や完了時期がどんどん遅れてしまったり、最悪の場合流れてしまうという現実があります。

そんな時に必要なのが、プロジェクト管理なのです。

プロジェクトを管理する理由とは?

プロジェクト管理は名前の通り、プロジェクトが予定通り完了するように管理することです。

プロジェクト定義は始まりと終わりがあり、未経験の要素があるものを言います。

いつまでも続くものではなく、期間が設けられ、さらには、今までに行ったことがない要素があるものです。

プロジェクトは、プロジェクトの目的が達成した段階で完了します。

そしてステークホルダーの期待に対し、適合、もしくは上回った場合にそのプロジェクトは成功となります。

ステークホルダーはプロジェクトに積極的に関与しているか、もしくはプロジェクトの実施、完了において利益にプラス、マイナスの影響を受ける個人や組織のことをいいます。

では、そんなプロジェクト管理を行う中で、プロジェクトを成功させるために必要なことってなんでしょうか?

プロジェクトを成功させるために

それは、プロジェクトマネジメントを行うことです。

プロジェクトへの要求事項を満たすために知識やスキル、ツールなどをプロジェクトの活動へと適用するのです。

立ち上げ→計画→実行→終了

この順でプロジェクトは遂行されます。

計画と実行の間は監視が必要となってきます。

このプロジェクトマネジメントを初めて体系化し、ノウハウや手法を体系立ててまとめたものをPMBOK(ピンボック)といいます。

これはProject Management Body Of Knowledgeの略です。

プロジェクトマネジメントの世界では有名です。

プロジェクトの立ち上げ

では、ここからいよいよ実際のプロジェクトの立ち上げについてです。

まずはプロジェクトを始めるにあたって、プロジェクトに資源が投入され、そのプロジェクトがスタートするという正式な承認を得る必要があります。

この段階をプロジェクトの立ち上げといいます。

この際に、企業や組織内でプロジェクトを公式に承認するために作成する文書があります。

これをプロジェクト憲章といいます。

プロジェクト憲章ではプロジェクトリーダーを決め、権限や責任を明確にする必要があります。

プロジェクト憲章に含める要素としては、時間、コスト、スコープ等の優先順位を決めたり、成果物を決めたり制約条件と前提条件などです。

制約条件:プロジェクトメンバーでは変更できない条件
時間や予算、品質など

前提条件:確証はないが、こうであってほしい条件
客観的にみて現実的な前提
プログラマの連絡頻度、最低1日に3時間は作業する・・・など

プロジェクト憲章にはやるべき作業の範囲や、どこまで行うのか、立ち上げ要因、顧客との取り決めや同意形成した内容等を記載します。

さいごに

私自身アプリ開発を行っていますが、よく遅れたりすることがあります。

これは立ち上げの際にプロジェクト憲章を作成しておらず、開発者との間に、うまく立ち上げ理由や、細かい成果物の内容等が通じていなかったことも原因のように思います。

今回、プロジェクトの立ち上げについて学んだことを生かし、アプリ開発や、その他の事業にも活用して生きたいと思います。

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